フロッシュとは?
フロッシュは、ドイツのヴェルナー&メルツ社が製造する食器用洗剤で、日本では旭化成ホームプロダクツが販売しています。
『使う人へのやさしさ』『洗浄力』『環境への配慮』を3本柱として、洗浄力強化タイプ2種、スタンダードタイプ4種、計6種のラインナップで商品を展開しています。
『フロッシュの語源・由来』については、こちらのページで紹介しています。
フロッシュのラインナップ
フロッシュは、スタンダードタイプ4種、洗浄力強化タイプ2種、計6種で展開されています。
自分の好きな『香り』『色』『洗浄力』で選ぶことができます。
スタンダードタイプ
- フロッシュ(アロエヴェラ)
- フロッシュ(ザクロ)
- フロッシュ(シトラス)
- フロッシュ(パフュームフリー)
洗浄力強化タイプ
- フロッシュ(重曹プラス)
- フロッシュ(ブラッドオレンジ)
スタンダードタイプと洗浄力強化タイプの違い
フロッシュの『スタンダードタイプ』と『洗浄力強化タイプ』の大きな違いは、2つあります。1つは『香りと色』もう一つは『界面活性剤濃度』です。
フロッシュの『香り』と『色』について
『香り』については、ご自身の好みに合ったものを選べば良いと思います。
自分の好きな『香り』を選ぶ、何気にコレが一番重要ではないでしょうか?
『香り』に関心がなければ、『色』で選んでしまうのもアリかと思います。
一番市場に出回っているのは、緑色の『アロエヴェラ』ですから、特にこだわりがなければ『アロエヴェラ』を選んでおけば間違いないです。
フロッシュの『界面活性剤濃度』について
スタンダードタイプと洗浄力強化タイプ、この2つの決定的な違いは実は『界面活性剤濃度』です。
界面活性剤とは、親水性と親油性、両方の性質を併せ持った成分で、簡単に言うと『水にも油にも馴染みやすい成分』ということです。
『水にも油にも馴染みやすい性質』というのは、言い換えれば『油に馴染んで水でサッと流れる』ということで、洗剤になくてはならない性質です。
界面活性剤は、日本で販売されている食器用洗剤のほとんどすべての商品に使用されていて、もちろんフロッシュにも使用されています。
フロッシュのスタンダードタイプと洗浄力強化タイプでは、この界面活性剤の濃度が異なります。濃度の違いは次の通りです。
スタンダードタイプ | 9% |
---|---|
洗浄力強化タイプ | 17% |
メリットとデメリット
界面活性剤の濃度が高いと何が良いのか?
前述したように、界面活性剤には、水と油に馴染んで『汚れを落とす能力(親水性、親油性)』があります。
ズバリ、界面活性剤の濃度が高ければ高いほど、洗剤としての洗浄力は高くなります。
しかし、当然デメリットもあります。
界面活性剤は、合成薬品ですので、濃度が高ければ高いほど、肌荒れのリスクが高くなります。
ちなみに、フロッシュでは、界面活性剤濃度が高い洗浄力強化タイプで17%の濃度ですが、他社の市販食器用洗剤の界面活性剤濃度は、30%以上のものが多く流通しています。
フロッシュスタンダードタイプの界面活性剤濃度9%という数字は、他社の食器用洗剤に比べて桁違いに低く、肌荒れのリスクも当然低くなります。
肌荒れが気になる方は、スタンダードタイプを選んでおけば間違いありません。
私も、スタンダードタイプの『アロエヴェラ』を使用していますが、洗浄力にも肌荒れにも悩んだことはありません。(もちろん個人差はあると思います)
フロッシュは、スタンダードタイプでも十分食器の汚れを洗い流せます。
フロッシュをおすすめする3つの理由
冒頭で少し触れたように、フロッシュには、特徴的な3本柱の『売り』があります。
手に優しいノンアルコール処方
1つ目のおすすめポイントは、フロッシュがノンアルコールの洗剤だということです。
ノンアルコールの強みは、何といっても『手に優しいこと』です。
フロッシュは、界面活性剤濃度も比較的低く、ノンアルコールであるため、手荒れのリスクを抑制できます。
植物由来の確かな洗浄力
2つ目のおすすめポイントは、フロッシュが自然由来の成分にこだわっているということです。
フロッシュで使用している界面活性剤は、ヤシ油などから精製される植物由来のもで、自然の力で汚れを落とす洗浄力にこだわっています。
環境を考えたエコな洗剤
3つ目のおすすめポイントは、フロッシュがエコを考えた食器用洗剤であるということです。
フロッシュの成分は、そのほとんどすべてが、微生物によって『水と二酸化炭素』に分解されることをテストにより実証しています。
生活に必要な洗剤を使用するとき、どうせなら自然に優しいエコな商品を使用した方が気持ちがいいですよね?
スポンジはこまめに取り換える
フロッシュを効率良く使用するために、忘れてはいけないこと。
それは『スポンジをこまめに取り換える』ことです。
スポンジは長く使っていると『ふにゃふにゃ』の『だるだる』になってしまいますよね。
この『ふにゃだる状態』だと泡立ちが悪く、結果、洗剤を多く消費してしまうことになります。
フカフカの新しいスポンジだと泡立ちが良く、少量の洗剤でも十分に食器を洗うことができます。
なので、洗剤よりもコストの低いスポンジを『こまめに取り換える』これが洗剤の消費を抑える秘訣です。
スポンジも消耗品なので、デザインにこだわりがないのであれば、こちらもコストパフォーマンスの良いものを選びましょう。
まとめ
最後にフロッシュのポイントとお得に購入する方法のおさらいをしましょう。
- フロッシュには6種の香りと洗浄力がある
- スタンダードタイプは界面活性剤濃度9%
- 洗浄力強化タイプは界面活性剤濃度17%
- 他製品と比較して界面活性剤濃度が低い
- 界面活性剤濃度が低いので手肌に優しい
- ノンアルコール処方で手肌に優しい
- 植物由来の界面活性剤を使用している
- 水と二酸化炭素に分解され自然に還る
- スポンジはこまめに取り換える
毎日使用するフロッシュは、賢くお得に購入しましょう。
以上、またお会いしましょう!