三菱鉛筆(uni)の語源・由来・意味

photo credit: aronalison RGB White Pointy via photopin (license)
スポンサーリンク

三菱鉛筆(uni) とは(意味・説明)

『三菱鉛筆(uni)』は、日本の文房具メーカーです。

トンボ鉛筆(Tombow)』と並んで、日本で人気のある文房具メーカーです。

以外に知らない人も多いですが『三菱鉛筆(uni)』は、三菱商事、三菱電機、三菱地所、三菱東京UFJ銀行などをはじめとした三菱グループとは無関係の独立した企業です。

ロゴも呼び方も全く同じなので、つい三菱グループの会社だと思いがちです。

しかし、三菱グループが『三菱』の商標を登録する10年も前に『三菱鉛筆(uni)』は『三菱マーク』を商標登録しています。

三菱鉛筆(uni) の読み方(かな・外国語表記)

 ひらがな みつびしえんぴつ
 カタカナ ミツビシエンピツ
英語 MITSUBISHI PENCIL
中国語 三菱鉛筆
韓国語 미쓰비시연필

創業者・設立

創業者 眞崎仁六
設立 1887年

沿革

  • 1887年:眞崎仁六が『眞崎鉛筆製造所』を創業
  • 1901年:逓信省(総務省)へ鉛筆(3種)を納入
  • 1903年:3種の鉛筆にちなみ三菱ブランドを登録
  • 1946年:『9800番』鉛筆を発表
  • 1950年:『9000番』鉛筆を発表
  • 1952年:社名を『三菱鉛筆』に変更
  • 1958年:高級鉛筆『ユニ』を発売
  • 1966年:最高級鉛筆『ハイユニ』を発売
  • 1977年:米国三菱鉛筆を設立
  • 1979年:水性ボールペン『ユニボール』を発売
  • 1983年:水性顔料マーカー『ポスカ』を発売
  • 1984年:英国三菱鉛筆を設立

三菱鉛筆(uni) の社名の由来・語源

最初に作った鉛筆の濃さが3種類

『三菱鉛筆(uni)』の社名は、1901年に逓信省(現・総務省)に収めた3種類の硬度の局用鉛筆に由来します。

『三菱鉛筆(当時・眞崎鉛筆製造所)』は、1901年に開発した局用鉛筆を3種類の濃さ(1号、2号、3号)で逓信省に納入しました。

この3種類の硬度が『三菱』の『三』につながっています。

眞崎家の家紋『ミツウロコ』に由来

『三菱鉛筆(uni)』の社名は、初期に開発した局用鉛筆の3種の濃さの他に、創業者である眞崎仁六さんの家紋である『三鱗(ミツウロコ)』に由来しています。

三菱鉛筆(uni) の代表的な商品

鉛筆

  • 事務用鉛筆9000
  • 事務用鉛筆9800
  • 事務用鉛筆9850
  • 事務用鉛筆9852
  • ユニパレット
  • ユニ
  • ユニスター
  • ハイユニ
  • ユニカラー
  • ペリシア
  • ポンキーペンシル
  • ダーマトグラフ

ボールペン

  • スタイルフィットシリーズ
  • ユニボールR:E
  • ユニボール シグノシリーズ
  • ユニボール ファントム
  • ユニボール ピュアモルト
  • ユニボール エア
  • ユニボール ビジョンエリート
  • ユニボール アイ
  • ジェットストリームシリーズ
  • パワータンクシリーズ

シャープペン

  • クルトガシリーズ
  • シフト
  • フィールド

サインペン

  • プロッキー
  • ポスカシリーズ
  • ピュアカラー
  • ユニパレット
  • プロパスシリーズ
  • ピースマーカー

スポンサーリンク