ファミリーコンピュータ(ファミコン) とは(意味・説明)
『ファミリーコンピュータ(ファミコン)』は、1983年に任天堂が発売した家庭用据え置き型ゲーム機です。
ファミコンの愛称で、世代でなくても知らない人はいない程、世に知られたTVゲーム機です。
ファミリーコンピュータ(ファミコン)なくして、今のTVゲーム業界は語れないでしょう。
ファミリーコンピュータ(ファミコン) の読み方(かな・外国語表記)
ひらがな | ふぁみりーこんぴゅーた |
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カタカナ | ファミリーコンピュータ |
英語 | Nintendo Entertainment System |
中国語 | 紅白機 |
韓国語 | 패밀리 컴퓨터 |
ファミリーコンピュータ(ファミコン) の語源・由来
ファミリーコンピュータ(ファミコン)の商品名は、任天堂のアーケードゲーム(ドンキーコングなど)開発を担当していた上村雅之さんによって考えられました。
当時、パソコン(パーソナルコンピュータ)やホームコンピュータといった、家で使用するコンピュータが出始めていた時期でしたが、『ファミリー』という言葉がまだ使用されていなかったことから、家族で楽しく一緒に遊ぶことを想定して『ファミリーコンピュータ』という名前が付けられたそうです。
『ファミコン』は元々シャープのオーブレンジの商標だった
『ファミコン』という言葉は、任天堂の『ファミリーコンピュータ』が発売する前に、シャープがオーブンレンジの商標として先に登録していました。
シャープは家電用、娯楽用の2つの区分で『ファミコン』を商標登録していましたが、娯楽用の商標を任天堂に譲渡しました。
ファミリーコンピュータ(ファミコン) の特徴
『紅白』のボディーカラー
ファミリーコンピュータ(ファミコン)の特徴は、『白』と『えんじ』の独特なボディーカラーです。
この独特な色は、当時の任天堂社長であった山内薄さんが好きな色で、着用していたマフラーの色も『えんじ』だったそうです。
2Pコントローラのマイク
『ファミコン』のもう一つの特徴といえば、2Pコントローラ(ツーコン)のマイクでしょう。
ファミコンには、コントローラが2つ付いていますが、その内コントローラ2(ツーコン)には、なぜかマイクが搭載されていました。
誰もが、コントローラ1(ワンコン)で誰かがゲームをプレイしている間に、コントローラ2(ツーコン)のマイクで実況をしたり、息を吹きかけて遊んだりしあ経験があるはずです。