FABER-CASTELL(ファーバーカステル) とは(意味・説明)
『FABER-CASTELL(ファーバーカステル)』は、ドイツの文房具メーカーです。
1761年にファーバー・カスパーが鉛筆の製造を始めたことから始まる、『STEADTLER(ステッドラー)』と並ぶドイツで有名な文房具メーカーです。
『STEADTLER(ステッドラー)』と同様、使用したことがある方なら分かると思いますが、日本の『三菱鉛筆』や『トンボ鉛筆』の鉛筆とは違った書きごたえが特徴的ですよね。
FABER-CASTELL(ファーバーカステル) の読み方(かな・外国語表記)
ひらがな | ふぁーばーかすてる |
---|---|
カタカナ | ファーバーカステル |
英語 | FABER-CASTELL |
中国語 | 輝柏嘉 |
韓国語 | 파버카스텔 |
創業者・設立
創業者 | カスパー・ファーバー |
---|---|
設立 | 1761年 |
沿革
- 1761年:カスパー・ファーバーが鉛筆の製造を開始
- 1839年:ローター・フォン・ファーバーが鉛筆の生産工場を近代化
- 1903年:アレグサンダー・ファーバーカステルが経営権を譲渡される
- 1905年:カステル9000番鉛筆を発表
FABER-CASTELL(ファーバーカステル)の社名の由来・語源
貴族で経営者のアレグサンダー・ファーバーカステル伯爵の名前に由来
『FABER-CASTELL(ファーバーカステル)』の社名は、貴族で経営者である『アレグサンダー・ファーバーカステル』さんの名前に由来しています。
『FABER-CASTELL(ファーバーカステル)』の創始者である『カスパー・ファーバー』さんの息子である『アントン・ウィルヘルム・ファーバー』さんがいます。
さらに『アントン・ウィルヘルム・ファーバー』さんは、息子である『ジョージ・レオナルド・ファーバー』さんに事業を託します。
『ジョージ・レオナルド・ファーバー』さんは、息子である『ローター・フォン・ファーバー』さんに会社の経営を託し、後を継ぎます。
『ローター・フォン・ファーバー』さんは、その功績から爵位を授与され世襲貴族となりました。
『ローター・フォン・ファーバー』さんの後は、息子である『ウィルヘルム・ファーバー』さんが跡取りとなりました。
その後、『ウィルヘルム・ファーバー』さんの長女である『オッテリー・フォン・ファーバー』さんがドイツの貴族であった『アレグサンダー・ズ・カステル・リューデンハウゼン伯爵』と結婚しました。こうしてアレグサンダー伯爵は、会社の経営権を譲り受け、今日の『ファーバーカステル社』が誕生しました。
FABER-CASTELL(ファーバーカステル)の代表的な商品
鉛筆
- カステル9000番シリーズ
- グリップスパークルペンシルシリーズ
色鉛筆
- アートグリップシリーズ
- ポリクロモスシリーズ
- PITTパステルシリーズ
- アルブレヒトデューラーシリーズ
万年筆
- アンビション シリーズ
- オンドロ シリーズ
- スクール万年筆 シリーズ
- エモーション シリーズ
- ルーム シリーズ
ボールペン
- アンビション シリーズ
- エモーション シリーズ
- オンドロ シリーズ
- ルーム シリーズ
- グリップ シリーズ
その他
- テキストライナー シリーズ(マーカー)
- PITTナチュラルチャコール シリーズ(チャコール鉛筆)
- クリエイティブスタジオ(クレヨン)