サイレントマジョリティー とは(意味・説明)
サイレントマジョリティーは、秋元康さんが作詞、バグベアさんが作曲を手がけた欅坂46の楽曲です。
サイレントマジョリティーとは、英語で『Silent Majority』≒『物言わぬ多数派』を意味します。
サイレントマジョリティー の読み方(かな・外国語表記)
ひらがな | さいれんとまじょりてぃー |
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カタカナ | サイレントマジョリティー |
英語 | Silent Majority |
中国語 | 沉默的多數 |
韓国語 | 사일런트 머조리티 |
作詞・作曲
作詞 | 秋元康 |
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作曲 | バグベア |
リリース
リリース日 | 2016年4月6日 |
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サイレントマジョリティー の語源・由来
ニクソン大統領が演説で用いた『Silent Majority』
アメリカの元大統領リチャード・ニクソン氏は、1969年に行った演説の中で『Silent Majority』という言葉を用いました。
当時行われていたベトナム戦争に対して、アメリカ国民の一部は反戦運動を行っていました。
しかしながらニクソン大統領は『反戦運動を行わない大多数の国民は戦争に支持しているとみなす』という意味で、この『異議を唱えない大多数の国民』を指して『Silent Majority』という言葉を用いたそうです。
サイレントマジョリティーの歌詞に込められた深い意味
サイレントマジョリティーは、アイドルグループである『欅坂46』のデビュー曲ですが、その歌詞の内容には強いメッセージが込められています。
ニクソン大統領の用いた『Silent Majority』という言葉を掲げ『周りの意見に異議を唱えず自分の意志を示さなければ私たちは何のためにこの世に生まれてきたのだろう?』という命題をこの歌を聞く人々に投げかけています。
大人たちに支配されるな
前述のようにサイレントマジョリティーの歌詞には、とても深く強いメッセージが感じられます。
歌詞中にちりばめられた『支配されるな』や『人に任せるな』『Yesでいいのか』『Noと言いなよ』など、問いかけるような歌詞は、平均年齢若干17歳でデビューした欅坂46の少女たちに宛てた秋元先生のメッセージのように感じられます。
記録・功績
- オリコンデイリーCDシングルランキング:1位
- オリコン週間CDシングルランキング:1位
- オリコン月間CDシングルランキング:1位
- オリコン2016年上半期シングルランキング:6位